♪Cond:1

♪Pic&Fl:6
♪Ob&E.Hr:2
♪E♭&B♭Cla:7
♪Bass Cla:1
♪A.Sax:3
♪T.Sax:1
♪B.Sax:1
♪Hr:4
♪Tp:4
♪Tb:4
♪Eup:2
♪Tub:1
♪Str.Bass&E.Bass:1
♪Perc:6
ステージ・マネージャー:1
司会:1
受付:2
撮影:3
器材:1
初めて「1812年」を合わせた3月24日、
その時は「本当に出来るんだろうか?(^^;)」と誰もが思ったはず。
はい、私もそうでしたから(笑)
しかし、日々の積み重ねというのは強いモノです。
以前、指導させていただいた別の団体で、
「どんな魔法をかけていただけるのかしら?」
と言われたことがあります。
確かに、カッコよく聴かせるコツや、うまく誤魔化す手法というのはあります。
しかし、本当に楽団が進歩するため、本当に曲を理解するためには、
当たり前のことですが、たくさん練習するしかないんですよね。
3月以降、練習では「1812年」だけは、毎回欠かさず合奏してきました。
その地道な努力の成果が、この日ようやく実りました。
「勝利の凱歌」は、この演奏会に携わってくれた、全ての方々に捧げたいです(^^)
その他の曲でも、
「譜面に書いてある音を吹くんじゃない!『アイーダ』を吹くんだ!」
「『夢の世界への扉が開きました!』っていう風に吹いてくれる?」
などなど、抽象的でムチャな要求をたくさんしてきました・・・(^^;)
でも、マジメなメンバー達は、それに応えようと必死で考えてくれました。
「物語のある音楽」ここまで表現できるとは、正直思っていませんでした(^^)
本番では、もちろん事件・事故は起こります。
「あんなに練習したのに」と打ち上げで涙する人もいました・・・。
いつも完璧だったドラマーがスティックをお手玉する事故もありました。
でも、それを含めて「今の自分」なのであって、「明日の自分」への出発点なのでしょう。
今回、ギリギリで残念な判断もしました・・・。
ソロにあまり慣れていない方に、ずっとソロを練習してもらってきましたが、
ゲネプロの前日、前半を他の方に変わってもらうことを決めました。
私の指導力不足で、本当に申し訳ないことをしました・・・。
それでも、緊張から開放されたのか、後半のソロは素晴らしかった!
いつかきっと、全部吹いてもらえる日が来ることを信じています(^^)
たくさんのアンケートや、お見送りの際にかけていただいた言葉。
「去年より、見違えるほどうまくなったね」
楽団は、常に進歩するんですね・・・。
去年を越える演奏会ができたことに、心からみなさんに感謝します。
しかし、今回私が一番感激したのは、人の絆です。
緊張の中、励まし合う人たち。
最後の最後まで、メンバーに声をかけ、ソリを合わせてくれていたファミリーたち。
終わった後の達成感を共に分かち合う人たち。
反省を口にする人を、共に涙し、労う人たち・・・。
その全てが「シニ・パラ」です。
みなさん、感動をありがとう(^^)
さあ、また、来年に向かいましょう!
(記:あずさ)